かのスティーブ・ジョブズ氏が「趣味」と称したApple TVは、単にテレビと接続して映像や音楽を楽しむためのセットトップボックスに止まらず、Apple TV+で独自コンテンツを制作・配信するように、テレビそのものではないものの、テレビと同じような体験を提供するようになってきました。

Apple TV+はAppleによる制作で質の良いコンテンツが揃っていて、映像も非常に綺麗で私も外出自粛時にはお世話になりました。現時点ではすでに配信されているほとんどのコンテンツを見尽くしてしまったので、新しいエピソード待ちです。Apple Musicにも加入しているので、テレビとしてみていないときにはジュークボックスとして活躍しているApple TVです。

そんな、かなり活用して重宝しているApple TVに唯一気に入らないところがあります。それは、ストリーミングについて。

Apple TV 4Kはその名の通り、4K HDRの映像とDolby Atmosのサウンドでホームシアターには最適なシステムです。それに伴って、Sony Z9Fでハイクォリティな4K HDR映像を映しだし、オーディオは本格AVアンプSony TA-DA5300ESとサラウンドシステムでオーディオ環境を構築しています。

しかし、昨今のコロナ禍により、我がマンションのネットワーク環境が非常に悪くなり、通常であれば下り80Mbps程度出ているところから、時間によっては急に5Mpbsまでスピードが落ちてしまうのです。タイミングはまちまちで予測して回避することはできません。

Apple TVで美しい映像を見始めたとしても、急にDVDのような画質になってしまう時が多々あるのです。もう、どんな作品を見ていようとも興ざめしてしまいます。

Appleのサポートによると4K HDRコンテンツを再生するには最低25Mbpsほどのスピードが必要だということです。同じ場所に書いてある通り、4K版はダウンロードできない仕様のようなのです。

Apple TVは64GBモデルを購入しているので、内部ストレージに映画一本や二本は余裕で保存することができるのですから、いったん少し待っても良いのでダウンロードしてから、安定して再生して欲しいのです。

オンデマンドの良さは分かりますので、オプションでも良いですし、最初にネットワーク環境をチェックして切り替わっても良いです。いずれにせよ、安定して美しい映像と迫力のあるサウンドを再生して楽しませて欲しいのです。

どうか、ダウンロードできるようにして安定的にコンテンツをハイクォリティで楽しませてください。お願いします。

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今のところ、私が一番好きなApple TV+のシリーズは「神話クエスト｜レイヴィンズ・バンケット」です。シュールなコメディで人気となり、第2弾も制作が決まっているようで、これから楽しみです。